Celebrity CruisesはZenithの上に新しいロイヤルティ階級を2つ追加しました。そして最上位の算数は、二度読まないと信じられない種類のものです。頂上にあるのは無料クルーズ。そこへたどり着くために払う額では、小さな島が買えます。
9,000ポイント。誤植ではありません。
これはCelebrity Cruisesが新しい最上位ロイヤルティ階級Triple Zenithについて発表したばかりの基準で、2026年6月11日に発効します。長年、Zenithは天井でした。ベテランのCelebrity乗客が追いかけ、スクリーンショットを撮り、家の壁に飾ってきたもの。6月11日以降、Zenithは床になります。
既存Zenithの3,000ポイントの3倍にあたる新基準。Celebrityが2026年5月29日に発表
ここからは数字そのものより、飲み込むのが難しい話になります。頂上にある報酬、つまりバミューダまたはカリブ海での7泊Sky Suiteクルーズ無料招待は、Celebrity自身が公開している運賃に照らせば、そこに実際に届くために必要な額に対しては誤差のような金額です。この記事の後半には、座って読んだほうがいい数字が出てきます。
Celebrityが実際に変えたこと
刷新されたCaptain's Clubは、旧最上位の上に2階級を追加します。Double Zenithが6,000ポイント、Triple Zenithが9,000ポイント。既存のZenithは引き続き3,000ポイントです。
Zenithの下では、Elite Plusに1,500ポイントと2,250ポイントで内部チェックポイントが入り、Wi-Fiの追加分数、スペシャルティ・ダイニングの割引拡大、無料写真の増枚といった特典が並びます。Zenith本体にも静かな底上げがあり、スペシャルティ・ダイニング35%オフと無料写真3枚が加わります。Double Zenithは乗船日のスペシャルティ・ランチ、マイルストーン乗船のディナー、シャンパン1本。Triple Zenithはその上に、無料Sky Suiteクルーズを積み上げます。
発表が一点だけ、奇妙なほど沈黙しているところがあります。既存のCaptain's Clubのポイント残高が新体系にどう正確に換算されるか、です。6月になったら自分のアカウントを確認したほうがいいでしょう。
算数を狂わせているのは獲得レート
数字が変な動きをするエンジンはここにあります。標準キャビンは1泊2ポイント。CelebrityのトップカテゴリーであるIconic Suiteは、1泊最大24ポイントを獲得します。
歩いてみましょう。1泊2ポイントなら、9,000ポイントは4,500泊。家に帰らない、船を降りない、揺れないベッドで寝ない、という前提で、およそ12年半の連続航海です。
1泊2ポイントで9,000ポイント。連続で海上にいる年数に直すと約12.3年
もちろん早道はIconic Suiteです。1泊24ポイントで9,000ポイントなら375泊。突然Triple Zenithは数十年単位ではなく数年単位の話になります。ただしそれは、無料クルーズが要るかどうかという問い自体がちょっとした冗談に聞こえるくらい、お金を使ってきた人に限った話です。
座って読んでほしい数字
Celebrityの予約ページには、Celebrity Beyondの2026年カリブ海7泊クルーズのSky Suiteが、1人約$6,000から表示されています。報酬を控えめに、2人で約$12,000相当と置きましょう。
Iconic Suiteは船と日付にもよりますが、2人で1泊あたりおおよそ$15,000〜$30,000。低めをとります。1泊約$20,000で375泊なら、運賃合計はおよそ$7.5 million。その登坂の頂上で解放される無料Sky Suiteクルーズの価値は、ざっくり言うと、登るのに払った額の約0.16%です。
声に出して言うと、部屋の空気が少し変わるのがわかります。キャビン担当があなたの名前を覚えている。バトラーがあなたのコーヒーの好みを知っている。乗船日にシャンパンが差し出され、Retreatの音楽が半音だけあなたの方向に寄る。それは本物です。ただ、借りるのに数百万ドルかかる、というだけです。
業界の中での位置
設計の意図が擁護しにくくなるのはここからです。CelebrityはRoyal Caribbean Groupの傘下で、Royal自身のCrown & Anchor最上位Pinnacle Clubは700ポイントに位置します。Norwegian Cruise Lineの最上位Ambassadorも700ポイントで、達成すると7泊のバルコニークルーズが無料で付きます。
Celebrityの9,000ポイントという天井は、姉妹ブランドの約13倍。同じ親会社。おそらく同じ親会社のロイヤルティ算数部門。違う答え。
各社の最上位基準は、GoCruiseTravel.comで横並びに比較できます。
CelebrityがRCG、NCL、MSC、Carnivalの最上位特典に対してどう並ぶか — see クルーズ各社のロイヤルティ・プログラム比較 (https://www.gocruisetravel.com/en/guides/cruise-loyalty-programs-compared)ここで実際に起きていること
ロイヤルティ・プログラムはゲームというより、ポイントの服を着た顧客セグメンテーションの道具です。Zenithの上にここまで階段を伸ばすことで、Celebrityは2つのことを同時にやっています。最高額の顧客に対して「さらに認定が来ます」と合図することと、その他の全員の期待値を静かにリセットすることです。
あなたが2,800ポイントにいて、Zenithまであと3航海だったとします。2021年に立てた目標で、配偶者にも話したやつ。そのゴール自体は動いていません。けれど、その上の天井が6,000ポイント高くなりました。あなたの足元の床は動いていなくても、Zenithから見える景色は変わったのです。
もう一点気づいておきたいことがあります。1泊2ポイントの標準キャビンと、1泊24ポイントのIconic Suiteが並んでいるということは、プログラムの上端は事実上スイート専用のロイヤルティ・システムだということです。理屈の上では標準バルコニーでもTriple Zenithは取れます。現実的な人生で、実際に取る人はいません。
Triple Zenithを追いかけるべきか?
答えはノーです。新階級は、もともと繰り返しスイートを予約する予定だった顧客への認定バッジであり、私たち残り全員にとっての獲得目標ではありません。Zenithを目指しているなら、そのままZenithを目指してください。3,000ポイントでの特典は基本的に従来どおり、小さな上乗せが付いた程度です。すでにRetreat生活が習慣になっているなら、既存の軌道上で自然に新階級を越えていくでしょう。そうでないなら、算数があなたに合わせて曲がってくれることはありません。
主要クルーズ各社のロイヤルティ・プログラムが実際にどう報いるかの正面対決は、GoCruiseTravel.comがCelebrity、Royal、Norwegian、MSC、Carnivalの階段を1か所でまとめて追跡しています。
新階級は本物です。報酬も本物です。唯一の創作部分は、誰かが意図して取りに行く、という前提のほうです。


