クルーズ各社は予約ページのために独自の言語を発明した。一度それが読めるようになると、二つの航海の価格差はまったく違って見えてくる。
クルーズ会社は英語に似ているが英語ではない言葉を話す。「プライベート島体験」とは船会社が所有するビーチのこと。「lido スタイルのダイニング」はビュッフェ。「キュレーションされた寄港地体験」はバスツアー。どれも嘘ではない。翻訳なのだ——「あなたから何の対価で取るか」を「それについてどう感じてほしいか」に変換しているだけ。
後で戻ってくる数字がある。これら12個の用語を解読し終える頃には、自分が本当に予約したいのはどの船会社かが分かるはずだ——どこがきれいな段落を書いたかではなく。
GoCruiseTravel.com は29のクルーズ会社を追跡しており、どの会社もこの方言を話す。穏やかな会社(Viking、Oceania)もあれば、徹底的にやる会社(Carnival、MSC)もある。翻訳結果はどこも同じだ。
以下、すべてのクルーズ予約ページに登場する25の用語を5カテゴリに分けて、マーケティング層を剥がしたあとの本当の意味を示す。
キャビン
Inside stateroom(内側キャビン)
窓のない部屋。多くの場合いちばん安く、差は時に大きい——Caribbean 7泊で1人あたり次のグレードより $400 安いこともある。電気を消すと真っ暗。世界で唯一、朝食も昼食もディナーの大半も気づかずに寝過ごせるホテルの部屋だ。
Oceanview stateroom(海側キャビン)
窓または舷窓のある部屋。窓は密閉されており開かない。「obstructed oceanview(遮蔽海側)」とは救命艇が視界をふさいでいる意味。船会社は承知しており値引きする。海上日の多い航路で予約すれば、ほぼ気にならない。
Promenade view(プロムナードビュー)
これは少し卑怯。窓が船内のショッピングモール——「プロムナード」——に面している。海ではない。船の中にいて、船の中を歩く人を眺める。技術的にはたしかに「眺望」だ。船会社の言い分は、技術的には正しい。
Guarantee cabin(保証キャビン)
お金を払い、具体的な部屋は船会社が出航前に決める。予約したカテゴリ以上は保証される。リスク:エレベーターの隣、ビュッフェの真下、揺れる船首になるかもしれない。リターン:そのカテゴリで最安値版になることが多く、運がよければアップグレードもある。どちらかは乗船時に判明する。
